地質年代の名称は、最初にその年代の化石を大量に産出し分析と同定が進んだ場所にちなんだものになる場合が多い。
たとえば、エディアカラはオーストラリアアデレイドの北方の地名、カンブリアはブリテンのウェイルズのラテン名――シルルはカンブリア近辺で、古代にいた民族シルリア族にちなんでいる――、デヴォンはイングランド南西部コーンウォールの地名、ペルムはロシア=シベリアのペルミ地方から名づけた。