「能力主義」とか「実績主義」と訳される場合が多い。
高い能力を証明する実績や功績（メリット）をあげた者、成功者に、成果報酬集として、組織内や社会・政治でなどで高い地位を与えるシステムをいう。
アメリカでは、経済的に顕著び成功した者や、学業研究とかスポーツ、芸術などで高い実績を示した個人に、見返りに巨額の報酬や社会的地位を与えることで、独特の方法でエリート層をリクルートする仕組みがいち早くでき上がった。
というのは、
合衆国では、公式には貴族身分がなく、大きな権力・影響力をもつ優越する集団としては貴族層は形成されなかった。そこで、家門の歴史や伝統、血筋などによって、エリートしての地位の根拠づけや正当化する仕組みがなかったからだ、
といわれている。