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映像物語を社会史的に読み解く

  作品で描かれる物語そのもの、登場人物、背景となっている社会状況、時代、事件など、そしてまた、これらを描き出すための道具立て、たとえば町並みや田園の風景、建築物、室内装飾、交通手段、人びとの服装、持ち物などについて、社会史の視角から読みとろうという試みです。
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戦争史・軍事史

           

史上最大の作戦

  連合軍のノルマンディ上陸・侵攻作戦は、ヨーロッパのナチスからの解放にとって決定的に重要な意味をもちます。
  この作戦は、西ヨーロッパの大西洋岸にナチズムを撃破していく拠点をつくるもので、東ヨーロッパでのソ連の侵攻に呼応するもの。だが、そこにいたる道は険しいものでした。
  戦史研究のテーマとして、ドイツ軍の電撃戦の成功と、成功ゆえの没落の要因を追いながら、映画の物語に沿って、ヨーロッパの軍事的解放への過程を一瞥します。⇒記事を読む

戦艦ビスマルク撃沈

  この映画は、ほとんど実戦経験を経ないうちに北大西洋に沈んだ超弩級戦艦ビスマルクの運命を描いた作品。ブリテン海軍の立場から、対戦艦ビスマルク作戦を描いている。
  戦役投入後の最初の作戦であえなく海の藻屑となった、この戦艦の数奇にして皮肉な運命を追いかける。⇒記事を読む

空軍大戦略バトル・オヴ・ブリテン

  1940年6月から10月にかけて、ドイツ空軍のブリテン攻撃に対して果敢に戦ったブリテン王国空軍(RAF)の苦闘を描いた作品。ほぼ戦史上の事実にもとづいて、戦況や戦闘場面を再現=映像化している。
  戦争や戦闘というものの過酷さや残酷さも抑制された視点で丹念に描き出されている。
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パリは燃えているか

  1944年8月の末近く、パリはナチスの軍事的支配から解放されました。
  ところが、パリ市街が、それゆえまた、エッフェル塔、ノートルダム大聖堂、ルーヴル宮など、この都市にある歴史的建築物や史跡(今では世界遺産となっている)がほぼ無傷で残されたのは、いくつかの偶然と幸運が重なった結果でした。
  この作品は、一連の偶然の連鎖がなぜ、どのようにして起きたのかを史実にもとづいて描き出した傑作です。 ⇒記事を読む

レッドオクトーバーを追え

  1984年初冬、北大西洋でソ連の最新鋭の大型原子力潜水艦、レッドオクトーバーが消息を絶ちました。
  それは、無音推進装置を備えた先制攻撃用核ミサイル潜水艦で、通常のソナーには捕捉されない原潜です。艦長ラミウスは、艦もろとも士官全員でのアメリカ亡命を企てていました。
  しかし、亡命を阻止しようと、ソ連の大艦隊が分厚い包囲網を敷き、レッドオクトーバーの破壊・撃沈を狙う。
  一方、CIAのアナリスト、ライアンは亡命計画を察知して、亡命作戦成功のために奮闘する。⇒記事を読む

傭兵と戦争の歴史

  この記事では、ヨーロッパの軍事史、戦争史における傭兵という制度について考察する。傭兵という現象を切り口として戦争や軍事組織というものについて考えてみる。
  映画「戦争の犬たち」の背景として扱った問題群を、単独のテーマとしてまとめて、ごく大雑把に考察することになる。
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イタリア戦争とヨーロッパ

  イタリア戦争は、15〜16世紀の、構造転換しつつあるヨーロッパの政治的・軍事的環境のなかで繰り広げられた。この構造転換の背後にあるのは、資本主義的世界経済の形成だ。
  ここでは、そういう大きな文脈――世界経済の形成と軍事革命――のなかにマキァヴェッリが生きていた時代、彼が目のあたりにした時代を位置づけて考えてみよう。
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ミュンヘン

  1972年9月5日、西ドイツのミュンヘンで、パレスティナ・ゲリラが選手村のイスラエル選手団居住区を襲撃するテロ事件が発生した。事件後も、パレスティナ過激派によるイスラエルへの攻撃が続発。イスラエル政府は、報復のために暗殺ティームを組織して、このテロ事件の首謀者を暗殺する作戦を展開した。
  イスラエル国家が発動した報復戦はさらなる暴力と憎悪の連鎖を生み出した。その結果に、暗殺ティームのリーダーは苦悩する。
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ヨーロッパの解放

  「ヨーロッパの解放」は、旧ソ連の映画制作陣が総力をあげて陣第2次世界戦争の東部戦線の推移を描いた戦史シリーズだ。最前線の戦闘シーンやソ連軍によるナチスからの「ヨーロッパの解放」闘争の進展を、実物兵器(戦車、大砲など)や多数の兵員を登場させて描いた超巨大スケイルの戦争映画。
  当時のソ連の「社会主義的リアリズム」という思想や方法論が駆使されていて、戦車などの兵器、実物感や戦場・戦闘場面の迫力は圧倒的だ。
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マッケンジー脱出作戦

  マッケンジー脱出作戦(1970年作品)は、ナチスに忠実なドイツ軍情報部員の捕虜収容所脱出作戦と軍規に逆らってばかりの反骨漢のブリテン軍人との知恵比べと出し抜きあいを描く戦争映画の傑作。戦争の本質を鋭く切り取って描いている。ところが、救いようのない皮肉な結末が描かれるこの作品は、日本ではほとんど知られていないようだ。
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ヒトラーの贋札

  1942〜1945年、ナチス親衛隊諜報部はザクセンハウゼン強制収容所で大規模な外国通貨(ポンドやドル)の偽造作戦を展開した。この物語は、贋札製造を強制され生き延びた、あるユダヤ人の醒めた目から描かれる、悲惨な体験と作戦の顛末だ。
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グリーンゾーン

  この作品では、2003年3月の開戦直後にアメリカ&連合軍占領下のバグダードへ大量破壊兵器探索のために派遣された陸軍上級准尉ロイ・ミラーの立場から、この戦争の理由が根拠のない虚構であるという事実を探り当てていく過程が描かれる。
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父親たちの星条旗

  1945年2月、硫黄島に送られたアメリカ海兵隊の若い兵士たちは、死闘の末に擂鉢山の山頂に星条旗を打ち立てた。その場面の写真は戦争政策を宣伝する政府とマスメディアに利用され、戦時国債の販売を促進した。
  最前線で壮絶な戦闘を経験した若者たちは、国策の道具として利用され、傷つき、苦悩することになった。
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ザ・パッケージ 暴かれた陰謀

  1980年代の末、ソ連の経済危機をきっかけに米ソ軍縮交渉が始まろうとしていた。準備交渉の後、アメリカで米ソ首脳の条約調印がおこなわれることになった。
  ところが、米ソ双方の軍部内で軍縮に反対する勢力が、交渉を頓挫させるために、訪米するソ連首脳を暗殺する陰謀が進められていた。事件は、ベルリンでの米将官の暗殺と米本土に送還された兵士の逃亡劇から始まった。
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