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ヨーロッパの歴史

              

映像物語を社会史的に読み解く

  作品で描かれる物語そのもの、登場人物、背景となっている社会状況、時代、事件など、そしてまた、これらを描き出すための道具立て、たとえば町並みや田園の風景、建築物、室内装飾、交通手段、人びとの服装、持ち物などについて、社会史の視角から読みとろうという試みです。
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《炎のランナー》の社会史

 映画《炎のランナー》が映画いた物語の社会史的背景について考察します。「本論」では書ききれなかった事柄について、補足する内容です。当時の支配装置ないしは権力構造としてスポーツとかアマテュアリズムを読み解きます。 ⇒記事を読む

1900年(ノーヴァチェント)

  北イタリアエミリア地方、ポー河の流域にある美しい田園風景を背景に、この地方の20世紀の歴史が描かれます。
  地主の御曹司アルフレードと貧しい小作農民オルモとの奇妙な友情を横糸にしながら、この地方で起きる事件の流れを縦糸として織り込んだ壮大な歴史叙事詩が展開。
  地主と農民との階級闘争、ファシズムの席巻と狂気、反ファシズム解放闘争という歴史的事件次々にが描かれていきます。⇒記事を読む

《1900年》へのプロローグ

  イタリアのユニークな《近代史》は、日本の学校の歴史教育で得た知識では、まったく理解できないと思います。
  イタリアでは、近代はもう千年近くも続いているのです。
  そこで、20世紀前半にイタリアでファシズムという特殊な運動・思想が政治権力を掌握しするにいたる(長い長い)歴史的背景について、この「長期の近代史」の視点から、ごく大雑把に見ておきます。 ⇒記事を読む

ミッション

  18世紀半ばの南アメリカでのこと。熱帯森林のなかにイエズス会修道士たちとインディオがともに建設した「地上の楽園」が、植民地支配者の残忍な武力攻撃を受けて滅亡してしました。
  集落は焼かれ、多くのインディオ殺戮されました。生き残った人びとはふたたび密林の奥に姿を隠しました。エスパーニャ王権とポルトガル王権、そして現地支配者たちの権力と利権をめぐる政治的取引きの犠牲とされたのです。⇒記事を読む

チェーザレとマキァヴェッリ

  惣領冬実の『チェーザレ 破壊の創造者』を糸口として、近代初期のイタリアの歴史(政治的・軍事的状況)を考察する。
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イタリア戦争とヨーロッパ

  イタリア戦争は、15〜16世紀の、構造転換しつつあるヨーロッパの政治的・軍事的環境のなかで繰り広げられた。この構造転換の背後にあるのは、資本主義的世界経済の形成だ。
  ここでは、そういう大きな文脈――世界経済の形成と軍事革命――のなかにマキァヴェッリが生きていた時代、彼が目のあたりにした時代を位置づけて考えてみよう。
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揺れ動くイタリア

  地中海世界経済と北イタリア諸都市の勃興はチェーザレ・ボルジアが生まれて活躍する舞台を用意した。が、その繁栄はまた、外部のヨーロッパの巨大な権力の侵略と介入をも誘発した。
  そして、ヨーロッパ全体での熾烈な覇権闘争とイタリア諸都市の屈従をも。それは、近代への後戻りできない歩みなのだ。
  その大河のような歴史の流れを追いかける。
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時代の観察者、マキァヴェッリ

  15〜16世紀のイタリアをめぐるヨーロッパの政治的・軍事的環境を一瞥したところで、チェーザレ・ボルジアとニッコロ・マキァヴェッリとが活躍した、15世紀末から16世紀はじめまでのイタリアの状況、とりわけフィレンツェをめぐる動きを眺める。
  地中海世界経済と北イタリア諸都市の勃興は、チェーザレ・ボルジアが生まれて活躍する舞台を用意した。が、その繁栄はまた、外部のヨーロッパの巨大な権力の侵略と介入をも誘発した。
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「サンジャックへの道」へのオマージュ

  巡礼旅を描いた映画「サンジャックへの道」へのオマージュとして、キリスト教での聖人信仰について考えてみる。
  すると、ヨーロッパの民衆もまた、日本人とよく似たご都合主義的な宗教観とキリスト教教義とを巧みに折り合わせて生活してきた歴史が浮かび上がる。
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山猫

  1860年頃、新生イイタリア王国に統合されようとしているシチリアの有力貴族の眼から見た変革期の状況を描く。
  変革期には活力を失った旧支配層が没落し、成り上がりの野心に燃えた新たなエリート層が登場する。自らを滅びつつある支配者と自覚した老侯爵の歴史を見る目が鋭い。
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副王家の一族

  やはり19世紀半ばから末にかけての時代、シチリアのカターニャを支配していた有力貴族家門のメンバーが社会変革に直面する姿。
  家族や父子の葛藤を描きながら、青年貴族が保身のために身につけた「巧みな変わり身」術を描き出している。
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薔薇の名前

  北イタリア、ピエモンテの修道院で修道士の怪死事件が連続した。
  たまたまそこを訪れた遍歴の学究修道士ウィリアムは、修道院長から事件の真相調査を依頼され、捜査を開始した。
  事件の背景には、世俗利害と結託して腐敗した教会を批判する改革の動きとこれを封殺しようとする教会指導層との神学論争と権力闘争があった。
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マイケル・コリンズ

  この物語は、1916年から22年までのアイアランド紛争の推移ならびにアイアランド独立闘争におけるマイケル・コリンズの活躍と死を描いている。
  ブリテン政府の過酷な統治と抑圧政策、それに対抗するアイアランド独立派の闘争の悲惨な歴史を語る傑作!
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ウェールズの山

  南部ウェールズの田舎町の人びとが誇りにしていた山フュノンガルウが測量の結果、その標高が山の基準に足らず丘に格下げされそうになった。
  町の住民たちは落胆したが、やがてフュノンガルウを高くして山にしようと奮起する。戦場での体験から心にひどい傷を負っていたアンスンは、住民のひたむきな努力に共感する。
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クイーン

  1997年8月、フランスでの交通事故で元妃ダイアナ死亡した。王室籍をすでに離れたダイアナの死に関してイングランド王室は当初、無関心で冷淡な態度を取り続けた。ところが王室と女王の態度について、一般民衆の印象と世論は急速に悪化していった。マスメディアは王室に批判的な民意を大々的に報道し続け、ダイアナの葬儀への女王と王室の参列を執拗に求めた。
  世論・民意と王室との深刻な乖離と対立を前にして、政府と女王は苦悩しながら新たな決断を下すことになった。
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フローレス(ダイヤモンド・ラッシュ)の歴史的背景

  映画『ダイヤモンド・ラッシュ』の物語の背景には、パクス・ブリタニカのもとでの世界植民地帝国での支配や資源収奪のメカニズムと世界貿易を財政的に誘導するシティの金融資本の権力の歴史がある。
  植民地支配、貿易と金融の権力構造の三角形を分析する。
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幻影師 アイゼンハイム

  19世紀末のウィーン。前衛的な芸術や文化の実験があまた試みられ、珍奇な見世物も脚光を浴びていた。幻影師アイゼンハイムのイリュージョンは人びとの度肝を抜いて、熱烈な人気を誇っていた。
  その魔術ショウにオーストリア大公が仕かけを暴くと挑戦状を突きつけた。大公は絶大な政治権力を揮てちた。だが、その挑戦は、アイゼンハイムが大公を破滅に追い込むための罠だった。
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