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映像物語を社会史的に読み解く

  作品で描かれる物語そのもの、登場人物、背景となっている社会状況、時代、事件など、そしてまた、これらを描き出すための道具立て、たとえば町並みや田園の風景、建築物、室内装飾、交通手段、人びとの服装、持ち物などについて、社会史の視角から読みとろうという試みです。
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SF・近未来社会

            

ブレードランナー

  近未来の地球。科学技術の発達と汚染で、地上には原生種の生物の姿は見えない。
  その頃、地球のはるかかなたの惑星で、ネクサス6型のレプリカントの集団が反乱を起こした。人類の脅威となったレプリカントは、人類居住区や地球への接近・進入を禁止され、非合法の存在になった。彼らの寿命はたった4年。生き残りを求めて、彼らのうち4体が地球に侵入。
  レプリカント狩りに嫌気がさしていたブレイドランナーの1人、デッカードはこの4体の捜索と抹殺を命じられる。 ⇒記事を読む

カプリコーン ワン

  1970年代後半、アメリカのNASAは有人衛星を火星に送り、地表に着陸させるプロジェクトに挑戦。火星着陸の模様を写す映像は宇宙中継で地球に送られ、合州国は偉大な成功に沸きかえった。
  だが、それは地球上で撮影された映像だった。ロケットの発射は直前に重要な不具合が発覚して有人飛行は中止されたのだ。
  国家の威信のために、乗組員はロケットを離脱し、映画セットのなかで虚偽の映像の撮影への協力を強制され、やがて抹殺の危機に直面した。
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ウェストワールド

  最先端の科学技術を駆使して快適さと娯楽を求め続ける人類。
  ついに、巨大なコンピュータシステムによって集中制御されたロボットが人類の欲望に奉仕するアミューズメントパークが出現した。そのロボットたちは、部品製造と組み立てを完全自動化した工程で生み出されたものだ。
  だが、この製造とパークの集中管理を担うシステムがウィルスに汚染され、暴走を始めた。制御系とロボットが人類への反逆を企てたのだ。
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ポストマン

  世界戦争の結果、文明や国家体制が崩壊した北アメリカ。わずかに生き残った人類はあちこちに局地的な住民共同体(集落)をつくっていた。
  そこではホルニストと呼ばれる武装集団が暴力と恐怖による支配を広げていた。彼らに捕えられ逃げ出した1人の放浪者が、食べ物にありつくために連邦政府が復活して郵便制度を再建したというホラ話をでっち上げた。
  その幻想は多くの人の希望を生み、若者たちが放浪者のもとに郵便制度の担い手として集結してきた。そして、彼らとホルニストとの対決が繰り広げられることになった。
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サイバー兵士の孤独

  軍組織によって生身の肉体ないしは人格を改造され、あるいはアンドロイドとして製造されて、人工的な兵士(戦闘マシン)に仕立て上げられた者たちの物語を取り上げる。作品は「ユニバーサルソルジャー」「ソルジャー」「サイバーソルジャー ソロ」。
  3つの作品ともに、バイオテクノロジーや人体改造プログラム、さらにはロボット工学によって生み出された兵士たちの「心」の問題、そして彼らの「心」と軍組織との葛藤・緊張を扱った物語だ。
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華氏451

  政府が秩序の安定のために統制を強めて、差異をなくし画一化した生活や行動様式のなかに人びとを封じ込めれば、どうなるか。人びとから個性や批判精神・創造性を奪い取れば、どうなるか。社会に「平和」「平穏」をもたらすものになるだろうか。
  人びとに目先の快適で安全な生活と娯楽をもたらす制度は、じつは他方で精神の自由、行動の自由、思想・思考の自由を奪う仕組みともなる。その危うさを描いたのが、「華氏451」だ。
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ガタカ

  自然妊娠で生まれたヴィンセントは、遺伝子操作で生まれた弟と家庭内でもひどく差別を受けていた。自然妊娠で生まれた人びとは「非適正者」として差別され、教育や就職で機会を奪われていた。
  ところがヴィンセントは、事故で障害者となったユージーンの身分人格を手に入れて、宇宙産業企業ガタカに入り、超難関の宇宙飛行士養成コースに挑戦することになった。
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アルジャーノンに花束を

  知的障害者の青年、チャーリー・ゴードンは、脳手術を受けて高い知能を獲得したが、そのことでむしろ苦痛や苦悩に見舞われる。そして、手術の効果は短期間に失われ、ふたたび知的障害の状態に戻ってしまう。
  チャーリーは高度な知性を身につけたが、かえって世の中の醜悪を知り、しかも治療の効果がまもなく失われてしまうことも知って苦悩を深めていく。人間にとって知性とは何かを鋭く問いかける物語。
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デイ・アフター・トゥモロー

  化石燃料を大量に消費する産業経済活動が一因でもたらされた寄港温暖化の結果、極地圏の海流の運動メカニズムが変動し、急激な寒冷化がやって来た。そのため、とりわけ北半球では現代文明が麻痺し崩壊していった。
  この物語は、60メートル以上もの厚い氷雪の下に埋もれたニュウヨークで生き残る人びとを救出に向かう気象学者たちの冒険譚だが、現代文明のあり方への問い直しでもある。
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スターウォーズ・シリーズ

  「遠い昔、遥か彼方の銀河系で…」繰り広げられる大活劇宇宙オペラの世界を考える。スターウォーズの舞台となった銀河系にの文明と社会の歴史を想像して楽しむ。
  個々のエピソードの物語を追いながら、ファンタジーがどのような宇宙観・世界観を背景にしているのかを検討する。
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ターミネイター 3

  ペンタゴンが開発していた兵器システムとサイバーテロ対策システムが、人類を滅ぼそうとするスカイネット・システムを生み出した。
  スカイネットは、世界中の兵器管理システムに侵入して乗っ取り、世界の主主要都市のすべてに核ミサイルを撃ち込んだ。こうして人類は滅亡することになった。
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ペイチェック 消された記憶

  重力レンズを利用して光を屈折させて、少し未来の姿を予見することができる装置を開発した男の物語。
  天才的なシステム設計者のマイケルは、未来予見装置を研究開発したが、その装置の運用によって核戦争が起きて人類が破滅する未来図を見た。そこで、この装置を破壊する冒険を試みることになった。
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K−パックス

  ある日、ニュウヨークにこと座銀河のK−パックスという惑星から地球に来たという男が警察に保護された。心を病んだ男として精神病院に送られた。
  その男を診察したマーク医師は、その男が錯乱しているどころか、きわめて頭脳明晰で理路整然と話を進めるのに驚いた。
  その男は、ニュメクシコで悲惨な事件で行方不明になった人物の心身を借りているのだというのだが・・・。
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渚にて

  世界核戦争によって核汚染が全地球上に広がったため、北半球では人類は絶滅し、南半球でもオーストラリア南東部でだけ人類は生き残っていた。
  そこに長期の先行作戦に就いていたため生き延びたアメリカ海軍の原潜が訪れ、人類の絶滅が間近いことを知った。
  彼らはオーストリア海軍の指揮下で、電波の発信源を調査すべく、北アメリカのサンディエーゴに赴いた。
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第9地区

  1980年代のあるとき、南アフリカ共和国の上空に巨大な宇宙船が現れた。宇宙船は故障したらしく、そこから地上に多数のエイリアンたちが降りてきた。
  政府はエイリアンたちを「第9地区」に隔離し、MNUというえげつない民間企業に管理を委託した。
  エイリアンたちは最貧困層の黒人たちにも侮蔑される困窮した生活を送ることになった。
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