ザ・パッケージ 目次
米ソ共謀としての冷戦
見どころ
あらすじ
軍縮交渉の始まり
ベルリンの惨劇
本国への護送任務
ギャラガー包囲網 殺戮戦
シカゴでの攻防
奮   闘
狙撃地点
後 始 末
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史上最大の作戦
パリは燃えているか
グリーンゾーン
戦艦ビスマルク撃沈

ギャラガー包囲網 殺戮戦

  ところが、軍情報部のエイジェントたちがギャラガーの行動を監視していた。そして、先回りして妨害工作を仕かけていった。
  ギャラガーが護送兵士の妻のもとを立ち去った直後に、エイジェントたちは妻を襲撃して殺害し、居室にギャラガーの犯行と見せかけるための遺留物を置いていった。事件はただちに地元の警察に通報され、捜査が開始された。そして、捜査陣は容疑者がギャラガー曹長だと判断した。
  だが、殺人はこれだけにとどまらなかった。軍縮反対派の殺戮戦はここから始まった。

  さて、ルース中尉はがボイェットの人事情報を調査しようとしたが、情報はやはり極秘扱いクラシフィケイションになっていて、容易に検索できなかった。それでも、護送されるはずの兵士の名前がウォルター・ヘンケで、ボイェットは別の人部であることが判明した。
  ルースはそのことをアイリーンに電話で報告して、疑惑を伝えた。
  ところが、ルースが軍人事部のオフィスから戻る途中、暴走してきた車が彼女を轢き殺してしまった。これも軍情報部の仕業だった。


  一方、陸軍の憲兵隊――監察部門――も警察からの情報にしたがって、ギャラガーを殺人の容疑者として捜索し始めた。
  だが、ギャラガーは、以前の同僚だった――彼が戦場で命を救った――中佐の手を借りて、憲兵隊の目を逃れ基地を脱出した。その間に、ギャラガーは、アイリーンの部下のルース中尉が殺害されたことを知った。さらに謀略の手がアイリーンにも伸びていることを察知した。
  だから、アイリーンのオフィスに駈けつけた。

  一方その頃、アイリーンは帰宅するためにオフィスを出て地下の駐車場に向かっていた。そこで、地元警察の刑事だという男2人にギャラガーの殺人容疑に関して聴取したいと呼びとめられた。だが、疑惑を感じたアイリーンは隙を見てどうにか逃げ出した。
  追い詰められそうになったところにギャラガーが現れて、男2人を射殺した。男たちは、擬装用のIDをいくつも持っていた。ギャラガーは、軍情報部のエイジェントたちが包囲網を狭めていることを覚った。

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